おはようございます
ゆとり炉の樹
ピラティスインストラクターの山口です
思いがけず・・・
お家でピラティスプリントを
持って帰ってくだって
嬉しく思っています
私たちの身体は
目的に応じて 動いてくれています
だから
行きたい場所に行く事も
食べたいものを食べる事も
読みたい本を読む事も
重たい荷物を持つ事も
料理を作る事も
子どもをハグする事も
・・・
できるのです
ただ
できない事がある場合は
その動きに対する身体の準備が
調っていなかったり
その動きを作り出す関節や筋肉や神経系が
パターンを逸脱していたり
日常の動きによって
今 その動きが不可能な状態になっていたりと
色々なケースが予想されます
また、日常の決まったパターンの繰り返しの中で作られた身体には
その方でしかない ユニークな身体の場合もあります
基本 その動きに対して
良い悪い というジャッジは無いと考えていますが
今 不都合がある場合や
今よりも もっと いい状態へと思う場合は
一つ一つの動きのパターンを
観察して
修正して
調えていく
ことは 必要だと感じます
たまに聞きませんか?
「どうしたの?その傷?ズル剥けてるじゃない!」
「いやぁ、こどもの運動会で、リレーがあってね、いつもは走らないのにはりきって走ったら大袈裟に転んじゃってね」
以前はできていた事 だから 多分大丈夫
しかしながら
長年やっていないと
頭では かっこよく走りきっている自分がイメージできて
そのように動いてくれと身体にお願いするのですが
身体は 暫くぶりに いきなりそんな全速力で走れと言われても
そもそも 聞いてないし 準備してないし 無理やし
ちょちょっと アキレス腱ストレッチされたところでごまかされんし
頭と身体が見えないところで
あーだこーだと 話し合っていて
結局身体は キャパオーバーで 転ぶを選択する
早い話
エクササイズは 日常の目的を果たすために
使われる 身体の準備
日常 どんなことが起こるか分からないから
いろんな準備を身体にしておく
何のために ピラティスをするのか・・・
それは 一人一人違うと思いますが
大きな目的の一つは
この 身体の準備なのではと思っています。